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7月11日(金) 13:30~ 64名

愛知県立名和高等学校の各クラス・部活動の代表者の皆さんを対象に、講習をさせて頂きました。



倒れている方を見かけたら、周囲の安全を確認し、その方に近づきます。
両肩をたたきながら呼びかけ、反応があるかを確認します。
反応が見られなかった場合、周りの人に呼びかけて、119番通報とAEDの手配を依頼します。
この時、119番通報をしてもらう人とAEDを持ってきてもらう人を指名してください。
指名して仕事を任せることで、責任感を持っていただくのと同時に通報の漏れ等を防ぐ事ができます。

呼吸の確認をし、呼吸が確認できなかったらすぐに胸骨圧迫を行います。
胸骨圧迫は胸の真ん中に両方の手のひらの付け根を重ねて、真上から圧迫します。

 

心臓は胸のほぼ真ん中についています。
胸が少なくとも5cm沈む強さで、1分間に少なくとも100回の速さで絶え間なく行ってください。
人工呼吸については、感染防止のため上のようなマウスピースがない場合は行わずに胸骨圧迫だけ行ってくださいね!

講師の説明ののち、生徒の皆さんにも救命方法を実践していただきました。



胸骨圧迫はプロの救急隊の方でもかなり体力を消耗します。
女性の方は1~2分、男性の方でも3~4分で周りの方と交代して胸骨圧迫を行ってください。
胸骨圧迫を交代する際は、10秒以上の間をあけないように交代してください。

また、今回のAEDはふたを開けて自分で電源を入れるタイプのものでした。
機種によって少しずつ違うのですが、ふたを開ければ電源がはいるものもあります。
電源を入れると音声案内が流れるので、音声の指示に従って操作をします。

パッドを貼り終わったら機械が心電図をはかるので傷病者に触れないように周りに注意を促してください。
電気ショックが必要な場合は、充電が完了したらボタンが点滅するのでボタンを押して電気ショックを与えます。
その後、胸骨圧迫を再開し、このサイクルを救急隊の方がくるまで続けてください。

巡回している講師の補則説明も聞き、熱心に取り組んでくださいました!



AEDの使用法を実践していただいたあとは回復体位の説明、のどに異物が詰まった時の除去方法、止血方法を説明させていただきました。
のどに異物が詰まった時は、傷病者の方を横向きにし、肩甲骨の真ん中あたりをたたいて異物を除去します。
傷病者の方に意識がある場合は、必ず声をかけながら行ってください。

皆さん真剣に話を聞き、取り組んでくださいました。
暑い中おつかれさまでした(^^)/

また、明和高校の先生方よりあたたかいご寄付をいただきました。
皆様のあたたかいお気持ちに、心より感謝いたします。
いただきました寄付は、AEDの購入が困難な施設への寄贈の為の資金などに利用させていただきます。
今後とも当協会の活動へのご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
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