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8月22日(金)14:00~ 22名

あいわ幼稚園の先生方に講習をさせていただきました。

あいわ幼稚園では、園児の父母の皆様を対象とした講習をさせていただいたこともあり、救命講習に熱心に取り組んでいただいています!



DVDを見た後、心肺蘇生法の講習を行いました。
倒れている人を見つけたら、まず周囲の安全を確認してからその人に近づきましょう。
救命活動を行う際は、二次災害を防ぐ事も大切です!

倒れている人に近づいたら、両肩をたたきながら呼びかけ、反応があるかどうかを確認します。
反応がなかった場合は、すぐに周りの方に助けを求め、「119番通報」とAEDを持ってきてもらうように手配します。

倒れている方が呼吸をしていない場合は、直ちに胸骨圧迫をおこなってください。
胸骨圧迫を行う位置の目安は胸の真ん中。
乳頭と乳頭を結ぶ(想像上の)線の中央(胸骨上)を、手のひらの付け根で真上から垂直に圧迫します。
胸がすくなくとも5cm沈む強さ、1分間に100回以上の速さで絶え間なく行ってくださいね!
圧迫と圧迫の間は、胸が元の高さに戻るように十分に圧迫を解除しましょう。



また、今回は小児向けの胸骨圧迫も講習させていただきました。
基本は成人とあまり変わりませんが、小児の場合は写真のように片手で行います。
胸骨圧迫の深さは胸の厚みの約3分の1まで、速さは成人と同じです。

また、小児は成人に比べて「呼吸状態の悪化」によって心停止になることが多いため、呼吸の確認をし、準備ができ次第人工呼吸を行ってください。
人工呼吸用の保護器具があれば使用しましょう。

 

心肺蘇生法を行い、傷病者の意識が回復したら回復体位(横向き)に寝かせます。
この時、意識は戻っていても傷病者は自分の力で動くことができないため、必ず声をかけながら体制を変えてあげてくださいね!
横向きにしてからまたもとに戻らないように、上側の膝を曲げて、傷病者が倒れないようにしましょう。
また、吐いたものでのどを詰まらせることがないように上側の手の甲に顔を乗せ、下あごを前方に出す体勢にします。


小児向けの異物除去も講習しました。
まず、声をかけて安心させ、処置中もたえず声をかけ続けてください。
寝かせて横向きにして、自分のひざを子どもの胸の位置において支え、肩甲骨の間を下から頭の方に手のひらの付け根でたたいてください。
小児用の人形で、先生方全員に体験していただきました。

このほかに、三角巾を利用した止血方法も講習しました。
遠足などのお出かけの際にも持っていくと応急処置をするのに便利かと思います!

3時間という長丁場でしたが、みなさん熱心にとりくんでくださってありがとうございました。
何度かやっていても、忘れてしまっている点が出てきてしまいます。
年に一度はこうした救命講習を受けて思い出し、処置の方法など確認できるといいですね♪

あいわ幼稚園の先生方、お疲れ様でした!

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